2010/02/22
アメリカン航空アリーナの最上階にあるマイアミのボンゴのレストランの雰囲気は、次々とラテン・アーティストが入ってくると、ほとんどお祭りのようだった。
しかし、彼らはここに「WE ARE THE WORLD」のスペイン語バージョンである「SOMOS EL MUNDO」をレコーディングし、その精神や方向性をしっかり刻み込むために集まったので、華々しいファンファーレのようなものはなかった。
2/19の夕方のセッションのための部屋に設置された唯一のカメラはTV番組『CRISTINA』のためのもので、3月初旬に歌のビデオを公開する予定になっている。アーティストはマイアミ・ヒートが練習をするバスケットボールのコートに連れて行かれ、そこでレコーディングと写真撮影が行なわれた。『SOMOS EL MUNDO』というロゴをバックに5O人ほどのアーティストが歌詞を手にぐるりと並んで、2時間もしないうちに作業は終了した。
プロデューサーのEMILIO ESTEFANと妻のGLORIA
ESTEFANが歌をスペイン語バージョンにしてスペイン語圏で発表し、すべての収益をハイチのための『WE ARE THE WORLD』基金に寄付することを起案した。
EMILIO ESTEFANとQUINCY JONESがプロデューサーを担当。ESTEFANが過去2,3週間で個人的にアーティストとコンタクトを取り、『PREMIOS LO NUESTRO』アウォードの授賞式に合わせて2/19にレコーディングを行なった。
GLORIA ESTEFAN、JOSE FELICIANO、CHAYANNE、THALIA、FONSI、PPITBULLなどソロ・パートのあるアーティストは、50人のアーティストによる合同レコーディング前に自分のパートを個別に収録、合同レコーディングにも参加した。PITBULLは合同レコーディングには参加できなかったが、自分のラップ・パートを事前にレコーディングしていた。
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